産官学連携

大学との連携

本校では生徒の主体性を核に据えた探究活動を行っています。生徒の興味・関心を広げたり深めたりするための支援策として、大学や研究機関との連携の充実を図っています。 

島根大学とは、総合理工学部、生物資源科学部、人間科学部、次世代たたら協創センター、数理・データサイエンス教育研究センター、国際センター、外国語教育センター等の先生方と連携しながら、生徒の課題研究の高度化を支援しています。島根県立大学とは、主として地域をフィールドとした探究活動に関する連携を行っています。滋賀大学データサイエンス学部とは、データサイエンス探究活動に関する連携を行っています。他にも、課題研究や科学部の活動を促進するするために、日本各地の研究者と連携した支援体制を築いています。

自治体との連携

松江市との連携

本校のSSHでは、ITものづくりなど、松江市の強みを生かした分野をプログラムに取り入れています。松江市産業経済部と連携し、市の職員や地域のITエンジニアを講師に迎えて松江市発のプログラミング言語を学ぶ「DS Ruby」、松江市と結びつきが強いインド・ケララ州の大学とつないだ英語によるサイエンスの講義などを実施しています。令和4年度は、松江市の新市庁舎の利活用を市の職員と生徒が共に考える、「みんなの・ミライ・松江 アクションプログラム2022」(連続ワークショップ)を開催しました。令和5年度は地域おこし協力隊員の皆様に課題研究に関わっていただいたり、市の職員の方々に授業で講師を勤めていただいたりと、連携を深めています。

企業との連携

地域企業と連携

近隣約30の事業所と連携し、1年生の「SDGsと科学技術フィールドワーク」を実施しています。生徒は事業所を訪問し、企業が科学技術を活用してどのようにSDGs達成を目指したり、課題を解決したりしているかを学びます。そこで「探究のタネ」を発見し、それをもとに自ら課題設定し「未来創造ミニ探究」を行います。成果報告会には訪問先の方々をお招きし、助言やコメントをいただいています。

MINDS(異業種連携によるミレニアル世代の働き方改革推進コミュニティ)との連携

令和2年度から、東京に拠点を置く企業の若手社員の集まりであるMINDS(異業種連携によるミレニアル世代の働き方改革推進コミュニティ)の教育プロジェクトのメンバーと連携した探究活動を行っています。定期的なミーティングを行い、生徒の探究活動のニーズに合わせたメンタリングや講演会、ワークショップを実施しています。

活動実績

令和2年度:探究スキル講演会、プレゼンテーション講座、個人探究のメンタリング

令和3年度:企業講演会(日本マイクロソフト社、キリンホールディングス、乃村工藝社)、グループ探究のメンタリング

令和4年度:企業講演会(富士通)、ワークショップ、DS読解における連携

令和5年度:キャリアトーク(1年生)、南高アクション・デー コメンテーター

MINDSとは(リンク)

MINDS教育プロジェクトの活動(リンク)

【松江市×MINDS×松江南高校連携のイメージ図】