島根県立松江南高等学校

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校内風景~若葉の赤色~

赤い色素で

平成29年 5月 2日

 木々の新緑が美しい時期になりました。
 「新緑」と書きましたが、植物の新芽=緑とは限りません。

 カナメモチのように(昨年のカナメモチの紹介記事はコチラ)、新芽は鮮やかな赤という植物もあります。

 植物にとって太陽の光は生存に欠かせないものですが、生まれたばかりの細胞にとっては強すぎる紫外線は成長の妨げとなるため赤い色素(アントシアニン)を使って細胞内を守っていると考えられています。このような植物は、若葉の頃だけ赤色の色素を持ち、葉が生長すると緑色になります。

 アベリアでは日向と日陰にある個体で、明らかに赤色の発現に差が確認できました。常に日陰にある葉は、ほぼ紫外線が当たらないため、色素を作って細胞を守る緊急性が低いためと考えられます。

 校内で見かけた「若葉に赤い色素を持つ植物」を紹介します。

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若葉が赤い植物の代表格
カナメモチ

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若葉は赤く、成長した下の葉は緑

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八重桜

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八重桜も若葉は赤い色素を持つ
成長した下の葉は緑が濃くなる

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アベリア
常に日陰にある葉と、日向にある個体では、若葉の赤色の発現に差がありました

 

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日陰のアベリア
若葉の赤色がほぼ無い
成長した下の葉は濃い緑
 

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日向のアベリア
若葉は赤色色素を持つ
成長した下の葉は濃い緑

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楠(クスノキ)もこの時期はうっすらピンク

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赤色色素を持つ若葉

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欅(ケヤキ)
手前の方は芽吹きが早かったため既に緑
奥は新芽が出たばかりで葉に赤味がある
(下の写真で色の差を比べてみてください)

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手前の木(既に緑色)

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奥の木の若葉(明らかに左と色が違います)