６月８日（水）の午後、鳥取大学工学部社会システム系学科准教授長曽我部まどか氏をお招きし、探究科学科１年次生に対して講演会を実施いたしました。

　講演テーマは「未来を“そうぞう”しよう」でした。はじめに、「勉強をするのは誰かの役に立つため」であるという長曽我部先生のお考えのもとに、工学とは「（誰かが）できないことをできるようにすること」であると文理融合の観点でお話しされました。

　これをもとに、生徒自身が、身近な人が「できること」「できないこと」を挙げ、さらにはそのことが20年後どうなっているかを考え、生徒相互に意見交換を行いながら、未来を見据えて「できないことをできるようにする」ためのユニークなアイデアを“そうぞう”しました。

　長曽我部先生のテンポのよいユニークな話術に引き込まれ、生徒も活発に活動できた有意義な時間でした。

　本校、探究科学科では最先端の科学技術に対する関心・理解を深めるため、今後も朱雀サイエンスセミナーを開催していきます。